[ドバイ 20日 ロイター] - イランのザリフ外相は20日、中東の「平和的解決」を目的とした連合を形成するという米国の構想を疑問視し、自国の外交的取り組みを列挙した。また、米国は中東の市民よりも石油を重視していると指摘した。
ポンペオ米国務長官は19日、サウジアラビアの石油施設への攻撃を受け、イランの脅威を抑止するための連合形成に取り組んでいることを明らかにした。
ザリフ外相はツイッターで、「平和的な解決のための連合」に疑問を呈し、2015年のイエメン和平プランなど、1985年以降のイランの外交上の8つの取り組みを列挙した。
ザリフ氏は、別のツイッターへの投稿で、米国は、中東の市民よりも石油の方に価値を見出していると指摘した。