1245GMT 11日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
12日終値 前営業日終値
株 FT100 4716.76(+45.42) 4671.34
クセトラDAX 5350.09(+64.28) 5285.81
金 現物午後値決め 947.25 942.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.150 (+0.020) 0.385(0.388)
独連邦債2年物 1.457(1.495)
独連邦債10年物(9月限) 120.62 (+0.13) 3.460(3.480)
独連邦債30年物 4.091(4.096)
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<為替> ドルが対ユーロで下落、1週間半ぶり高値から押し戻され、対円でも値下が
りしている。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に警戒感が根強い。
<株式> ロンドン株式市場は反発し1%近く上昇した。この日英国市場引け後に米連
邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表を控え、連邦準備理事会(FRB)の経済見通
しに対する期待感が広がるなか、石油・鉱山・銀行主要株を中心に買いが入った。
銀行株が上げを主導。一時下落したものの上げに転じた。銀行セクターの増資をめぐる
不安よりも、この日イングランド銀行(英中央銀行)が発表した四半期インフレ報告で落
ち着いた内容のインフレ見通しが示されたことを材料視した。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
タード(スタンチャート)銀行
した。
ロイズ・バンキング・グループ
インベストメントの大部分をニューヨークメロン銀行
却する方針を示した。
原油価格
プ
ロイヤル・ダッチ・シェル
ケアン・エナジー
銅などの金属価格上昇を背景に鉱山株が買われた。アントファガスタ
%高、ロンミン
BHPビリトン
の市場予想を上回り、商品(コモディティ)需要について慎重ながらも楽観的な見通しを
示した。
欧州株式市場は反発。ドイツのエネルギー大手エーオン
に公益株が上昇したほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定発表を控え銀行
株が買われた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.84ポイント(1.06%)高
の942.06。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は37.27ポイント(1.41%)高
の2688.21。
エーオンは5.4%高。上期決算で予想を上回る利益を計上したほか、エネルギー需要
が安定化しつつある兆候があるとの見方を示し、2009年の業績見通しを引き上げた。
DJStoxx欧州公益株指数<.SX6P>は2.6%上昇。GDFスエズ
トリカ
た。
FOMCの政策決定の発表を控え銀行株も堅調。DJユーロSTOXX欧州銀行株指数
<.SX7P>は1.3%上昇した。バークレイズ
トランド(RBS)
2.1─5.4%高。
UBS
示を求められていた問題で、UBSが米当局と和解に達したとのニュースを好感した。
<ユーロ圏債券> 上昇。欧米の株式は堅調となったものの、独連邦債10年物の入札
でしっかりした需要が見られたことを好感した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を据え置くと広く予想されており、この
日発表される声明で国債買い入れプログラムや経済見通しの変更が示されるか投資家は注
目している。
FOMCの声明発表を控えた警戒感も安全資産とされる国債が買われた要因となった。
独連邦債が前週、他のユーロ圏国債を大幅にアンダーパフォームしていたことは、10
年物入札でのおう盛な需要につながった。
1530GMT時点で、独連邦債先物9月限
一時120.99まで上昇したが、結局、テクニカル面での抵抗線である120.81
は下回った。
独連邦債2年物
%。同10年物
2・10年物の利回り格差は3bp拡大した。
10年物のギリシャ国債と独連邦債との利回り格差は最大120bpと約1週間ぶりの
水準までワイド化した。
10年物のポルトガル国債と独連邦債との利回り格差も前日終盤の56bpから59b
pに拡大した。
英国債は英インフレ報告を受けて上昇。10年物の独連邦債との利回り格差は2bp縮
小し33bp前後となった。
[東京 13日 ロイター]