(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5403.38(‐38.42)
前営業日終値 5441.80(+46.10)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5914.84(‐ 79.63)
前営業日終値 5994.47(+129.46)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3186.94(‐42.82)
前営業日終値 3229.76(+76.24)
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<ロンドン株式市場> 反落。中国の貿易統計の内容がさえず、経済成長の弱さに対す
る懸念が再燃したことから鉱山株が大きく売られた。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は一時、5456.09まで上昇したものの、その
後下げに転じた。
これまでの7営業日続伸で約20%値上がりしていた鉱山株<.FTNMX1770>が下落した。
強気な需要見通しを発表したリオ・ティント
アングロ・アメリカン
(Anglo American Sur)について、世界最大の産銅会社、チリ銅公団(コデルコ)が、株
式の49%を購入するオプションを行使するか1月に決定する意向を表明した。実現すれ
ばアングロ・アメリカンの成長戦略に影響が出る可能性がある。
過去7営業日で16%強上伸していた銀行株<.FTNMX8350>は、利益確定の売りに押され
た。
<欧州株式市場> 反落して引けた。9週間ぶりの高値で引けた前日から一転、予想を
下回る中国貿易統計が発表され、投資家の間で世界経済の見通しに対する懸念が広がった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は10.65ポイント(1.09%)
安の966.37。年初来では14%下げている。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は不安定な取引のなか、39.63ポイ
ント(1.67%)安の2332.52で引けた。
欧州中央銀行(ECB)がこの日公表した月報で、ユーロ圏の国債について民間債権者
に損失負担を強制すれば、ユーロの信認低下につながる恐れがあり、域内の銀行に悪影響
を与え、外為市場のボラティリティーを増幅すると警告したことから銀行株が大きく値下
がりした。
STOXX欧州600銀行株指数<.FTATBNK>は3.7%低下。
イタリアの銀行株の下落が目立った。同国政府の不安定要因に加え、多額の債務、国債
利回りの上昇に対する懸念が株安の要因となった。
イタリアのFTSE・MIB<.FTMIB>は3.7%下落し、ウニクレディト
12%、インテサ・サンパオロ
イタリアの債券を多く保有する仏銀も売られた。
BNPパリバ
ドイツ銀行
進めている域内銀行のストレステスト(健全性審査)で9%の「狭義の中核的自己資本
(コアTier1)比率」が求められた場合、同行および欧州の大手銀行は多額の追加資
本が必要になる見通し、と関係筋が明らかにした。
鉱山株など景気循環株にも売りが出た。
9月の中国貿易黒字が2カ月連続で縮小し、予想を下回ったことを受けて、エクストラ
ータ
[東京 14日 ロイター]