■業績動向
3. 財務状況と経営指標
Hamee (T:3134)の2017年4月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比1,223百万円増加の4,240百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産では事業規模の拡大に伴い現金及び預金が221百万円、売掛金が428百万円、たな卸資産が151百万円増加した。
また、固定資産では関係会社株式が142百万円増加したほか、有形固定資産が44百万円、ソフトウェア産で60百万円増加した。
負債合計は前期末比461百万円増加の1,483百万円となった。
主な増減要因を見ると、有利子負債が85百万円増加したほか、未払法人税等がで227百万円、未払金が97百万円増加した。
また、純資産合計は同762百万円増加の2,756百万円となった。
親会社株主に帰属する当期純利益695百万円や新株予約権59百万円を計上したことが主因となっている。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は60%台と高水準で推移しているほか、有利子負債比率も2016年4月期の19.2%から17.3%に低下するなど財務の健全性は着実に向上していると言える。
また、収益性についても売上高営業利益率、ROA、ROEともに前期比で大きく上昇している。
2017年4月期は「iFace」の商標権獲得による利益率向上といった要因があったことを除いても収益性は向上しており、事業規模拡大と収益性の向上を同時に実現する同社の経営戦略が順調に進んでいることがうかがえる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
3. 財務状況と経営指標
Hamee (T:3134)の2017年4月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比1,223百万円増加の4,240百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産では事業規模の拡大に伴い現金及び預金が221百万円、売掛金が428百万円、たな卸資産が151百万円増加した。
また、固定資産では関係会社株式が142百万円増加したほか、有形固定資産が44百万円、ソフトウェア産で60百万円増加した。
負債合計は前期末比461百万円増加の1,483百万円となった。
主な増減要因を見ると、有利子負債が85百万円増加したほか、未払法人税等がで227百万円、未払金が97百万円増加した。
また、純資産合計は同762百万円増加の2,756百万円となった。
親会社株主に帰属する当期純利益695百万円や新株予約権59百万円を計上したことが主因となっている。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は60%台と高水準で推移しているほか、有利子負債比率も2016年4月期の19.2%から17.3%に低下するなど財務の健全性は着実に向上していると言える。
また、収益性についても売上高営業利益率、ROA、ROEともに前期比で大きく上昇している。
2017年4月期は「iFace」の商標権獲得による利益率向上といった要因があったことを除いても収益性は向上しており、事業規模拡大と収益性の向上を同時に実現する同社の経営戦略が順調に進んでいることがうかがえる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)