以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株番長氏(ブログ「株番長の注目銘柄」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2017年4月16日12時に執筆
トランプ大統領の新たな防衛政策に端を発して株式市場を賑わしている防衛関連銘柄がますます注目を集めそうだな。
米国によるシリア攻撃や北朝鮮問題など、世界的に緊張が高まる中で、株式市場はリスクオフの流れになりやすい一方、防衛関連銘柄は圧倒的な伸びを見せているぞ。
■米国によるシリア攻撃■
2017年は年初から防衛関連銘柄に買いが入りやすい環境だったが、4月に入りシリアと北朝鮮という2つの地政学リスクの高まりが防衛関連銘柄の買いに拍車をかけた。
2017年4月6日、トランプ米大統領はシリアへのミサイル攻撃を行った。
これは米国によるシリアのアサド政権への初めての直接攻撃となった。
シリアのアサド政権が化学兵器を使用したことへの報復と考えられている。
事態はこれだけでは終わらず、アサド政権を支援してきたロシアが米国のシリア攻撃を批判し、両国の対立が今まで以上に強まった。
対テロ同盟国同士の対立をついて、ISも活動を活発化し9日にはエジプトで連続爆破テロが発生している。
こうした一連のシリア問題の深刻化やテロへの懸念、米露関係悪化が地政学リスクとして考慮され市場のリスクオフムード及び防衛関連株への関心を刺激しているぞ。
■防衛関連銘柄が注目されている理由■
これまでもご紹介したように、トランプ政権の同盟国に対する防衛負担を要求方針や、中国の防衛力アップなど、防衛関連銘柄は注目を集めるネタが尽きない。
これに加えて地政学リスクの急激な高まりは、周囲の株価が下がる中で防衛関連株を浮かび上がらせる要因となっている。
米国によるシリア攻撃も地政学リスクとして考慮されているが、地政学リスクの2つ目である北朝鮮を巡る緊張の高まりも株式市場に大きく影響している。
米国は中国に対し、今年に入り弾道ミサイルによる挑発を繰り返している北朝鮮への圧力強化を求めた。
中国がこれに対応しない場合は米国が単独で行動する姿勢も示しており、緊張関係を強めている。
こうしたシリアと北朝鮮の地政学リスクの高まりを受けて、防衛関係銘柄が次々に急騰しているぞ。
■防衛関連銘柄■
(T:4274)細谷火工
火薬技術をベースに、防衛省や自衛隊関連向けの発煙筒や照明弾等を開発している。
トランプラリー以来株価は急騰しており、今回の地政学リスクの高まりを受けて更なる上昇余地を試す展開となっている。
4月13日に防衛関連株が利益確定売りで大幅安となる中、同銘柄は今後の受注増加が期待され高値を維持している。
防衛関連の報道が出るたびにストップ高という状況であるため、非常に注目度の高い銘柄だ。
(T:6208)石川製作所
段ボール製函印刷機や繊維機械を主体とする機械メーカーだ。
機雷や地雷などの防衛機器も製造している。
防衛関連の報道が出るたびに株価が急騰する防衛関連銘柄の常連だ。
今回のシリア・北朝鮮の緊張高まりも株価急騰に繋った。
18年度は防衛関連の受注増加が見込める事から、まだ伸びる余地があるかもしれない銘柄だ。
(T:7980)重松製作所
産業用の防毒マスクを主力としており防衛省や自衛隊向けにも実績を持っている。
防塵・防毒両用マスクを新発売しており拡販に注力しているため、産業用で伸びが期待できる他、防衛関連銘柄としても注目を集めており地政学リスクの高まりを受けて株価は一気に急騰した。
シリアの化学兵器使用の疑惑により、受注が増える期待もある事から出遅れが目立っていた防衛関連銘柄ですが今後の伸びが期待できる。
■まとめ■
今年の大注目銘柄である防衛関連銘柄ですが、今回取り上げた関連銘柄はその中でも地政学リスク上昇を受けた株価の急騰が見られる銘柄を中心にしているぞ。
株価が上昇する局面では最近に入り急騰しているという背景から利益確定の売りによる、一時的な株価下落もあるが、長期的に見て注目度の高い関連銘柄だ。
その他にも、注目銘柄ブログで注目テーマ株、個人的に注目している個別銘柄情報を幅広く紹介している。
トランプ関連銘柄、フィンテック関連銘柄、VR関連銘柄、ドローン関連銘柄、自動運転車関連銘柄、IoT関連銘柄、人工知能関連銘柄、などに関する情報も日々更新しているので是非チェックくれ!検索サイトで「株番長の注目銘柄」と検索してもらえればブログが読めるぞ。
執筆者名:株番長
ブログ名:株番長の注目銘柄
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※2017年4月16日12時に執筆
トランプ大統領の新たな防衛政策に端を発して株式市場を賑わしている防衛関連銘柄がますます注目を集めそうだな。
米国によるシリア攻撃や北朝鮮問題など、世界的に緊張が高まる中で、株式市場はリスクオフの流れになりやすい一方、防衛関連銘柄は圧倒的な伸びを見せているぞ。
■米国によるシリア攻撃■
2017年は年初から防衛関連銘柄に買いが入りやすい環境だったが、4月に入りシリアと北朝鮮という2つの地政学リスクの高まりが防衛関連銘柄の買いに拍車をかけた。
2017年4月6日、トランプ米大統領はシリアへのミサイル攻撃を行った。
これは米国によるシリアのアサド政権への初めての直接攻撃となった。
シリアのアサド政権が化学兵器を使用したことへの報復と考えられている。
事態はこれだけでは終わらず、アサド政権を支援してきたロシアが米国のシリア攻撃を批判し、両国の対立が今まで以上に強まった。
対テロ同盟国同士の対立をついて、ISも活動を活発化し9日にはエジプトで連続爆破テロが発生している。
こうした一連のシリア問題の深刻化やテロへの懸念、米露関係悪化が地政学リスクとして考慮され市場のリスクオフムード及び防衛関連株への関心を刺激しているぞ。
■防衛関連銘柄が注目されている理由■
これまでもご紹介したように、トランプ政権の同盟国に対する防衛負担を要求方針や、中国の防衛力アップなど、防衛関連銘柄は注目を集めるネタが尽きない。
これに加えて地政学リスクの急激な高まりは、周囲の株価が下がる中で防衛関連株を浮かび上がらせる要因となっている。
米国によるシリア攻撃も地政学リスクとして考慮されているが、地政学リスクの2つ目である北朝鮮を巡る緊張の高まりも株式市場に大きく影響している。
米国は中国に対し、今年に入り弾道ミサイルによる挑発を繰り返している北朝鮮への圧力強化を求めた。
中国がこれに対応しない場合は米国が単独で行動する姿勢も示しており、緊張関係を強めている。
こうしたシリアと北朝鮮の地政学リスクの高まりを受けて、防衛関係銘柄が次々に急騰しているぞ。
■防衛関連銘柄■
(T:4274)細谷火工
火薬技術をベースに、防衛省や自衛隊関連向けの発煙筒や照明弾等を開発している。
トランプラリー以来株価は急騰しており、今回の地政学リスクの高まりを受けて更なる上昇余地を試す展開となっている。
4月13日に防衛関連株が利益確定売りで大幅安となる中、同銘柄は今後の受注増加が期待され高値を維持している。
防衛関連の報道が出るたびにストップ高という状況であるため、非常に注目度の高い銘柄だ。
(T:6208)石川製作所
段ボール製函印刷機や繊維機械を主体とする機械メーカーだ。
機雷や地雷などの防衛機器も製造している。
防衛関連の報道が出るたびに株価が急騰する防衛関連銘柄の常連だ。
今回のシリア・北朝鮮の緊張高まりも株価急騰に繋った。
18年度は防衛関連の受注増加が見込める事から、まだ伸びる余地があるかもしれない銘柄だ。
(T:7980)重松製作所
産業用の防毒マスクを主力としており防衛省や自衛隊向けにも実績を持っている。
防塵・防毒両用マスクを新発売しており拡販に注力しているため、産業用で伸びが期待できる他、防衛関連銘柄としても注目を集めており地政学リスクの高まりを受けて株価は一気に急騰した。
シリアの化学兵器使用の疑惑により、受注が増える期待もある事から出遅れが目立っていた防衛関連銘柄ですが今後の伸びが期待できる。
■まとめ■
今年の大注目銘柄である防衛関連銘柄ですが、今回取り上げた関連銘柄はその中でも地政学リスク上昇を受けた株価の急騰が見られる銘柄を中心にしているぞ。
株価が上昇する局面では最近に入り急騰しているという背景から利益確定の売りによる、一時的な株価下落もあるが、長期的に見て注目度の高い関連銘柄だ。
その他にも、注目銘柄ブログで注目テーマ株、個人的に注目している個別銘柄情報を幅広く紹介している。
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執筆者名:株番長
ブログ名:株番長の注目銘柄