[ドーハ 7日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で1次リーグ敗退となったドイツ代表は7日、ハンジ・フリック監督が続投する見通しになった。
フリック監督と代表チームのディレクターを務めるオリバー・ビアホフ氏は、W杯2大会連続の1次リーグ敗退となり批判を浴びた。ビアホフ氏は契約を2年残していたが退任した。
一方でドイツ・サッカー連盟(DFB)のベルント・ノイエンドルフ会長は7日、「私たちはドイツで開催される2024年欧州選手権が、ドイツのサッカー界にとって大きなチャンスと確信している。私たちの目標は、この大会を成功させること。ハンジ・フリックを全面的に信頼している」と表明した。
また、ビアホフ氏の後任については「DFB内でこの役職の今後の体制について話し合い、その後に人事を決定することで合意した 」と述べた。
ドイツは今大会の1次リーグで日本に敗れ、スペインと引き分け。コスタリカに勝利したものの敗退した。前回のW杯ロシア大会では80年ぶりに1次リーグを突破できず、昨年の欧州選手権でも16強で敗退していた。