2日の米国市場では、NYダウが79.29ドル安の26179.13と下げたが、ナスダック総合指数は19.78pt高の7848.69、シカゴ日経225先物が大阪比55円高の21525円としっかり。
3日早朝の為替は1ドル=111円30銭台と、昨日大引け時点とほぼ同水準。
本日の東京市場はシカゴ225先物高を好感して電子部品や情報通信株を中心にしっかりとした値動きが予想される。
ただ、昨日は海外勢のポジション調整に加え、国内金融機関による期初の利益確定売りが出たとみられ、時価総額500位程度の銘柄を中心に後場にかけて値を消す展開となった。
このため、本日も国内法人による期初売りが観測されれば主力大型株は手掛けにくくなり、短期売買資金は材料含みの中小型株に向かいやすいだろう。
新興市場では、マザーズのバイオ・創薬銘柄の売りが警戒される一方、人工知能(AI)関連株の継続物色が期待される。
昨日に仮想通貨関連銘柄が活気づいており、取引時間中のビットコイン価格次第では本日も関連銘柄へと再度短期資金が入る展開も予想される。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された東洋水産 (T:2875)、テルモ (T:4543)、OLC (T:4661)などに注目。