カンボジアの縫製・製靴(せいか)業の従事者に適用される最低賃金が、2020年1月から月額190ドル(約2万円)となることが決まった。現行の182ドルから4.4%増と、労働運動が激しくなった13年以降で最も低い上昇率となった。縫製・製靴は同国の主要産業で、他の産業の賃金にもこの金額が影響する。同国の賃金改定は政局が大きく影響するものだが、抑制が投資誘致強化につながるとみる向きもある。
カンボジアの縫製・製靴(せいか)業の従事者に適用される最低賃金が、2020年1月から月額190ドル(約2万円)となることが決まった。現行の182ドルから4.4%増と、労働運動が激しくなった13年以降で最も低い上昇率となった。縫製・製靴は同国の主要産業で、他の産業の賃金にもこの金額が影響する。同国の賃金改定は政局が大きく影響するものだが、抑制が投資誘致強化につながるとみる向きもある。