ソフトバンクグループが6日発表した令和元年9月中間連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が155億円の赤字(前年同期は1兆4207億円の黒字)に転落した。最終利益は前年同期比49・8%減の4215億円。出資している共有オフィス「ウィーワーク」運営の米ウィーカンパニーが企業価値を大きく落としたことなどで評価損が膨らんだ。海外の先端企業に巨額を投じる戦略に陰りが見え始めた。
ソフトバンクグループが6日発表した令和元年9月中間連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が155億円の赤字(前年同期は1兆4207億円の黒字)に転落した。最終利益は前年同期比49・8%減の4215億円。出資している共有オフィス「ウィーワーク」運営の米ウィーカンパニーが企業価値を大きく落としたことなどで評価損が膨らんだ。海外の先端企業に巨額を投じる戦略に陰りが見え始めた。