中国国家統計局が9日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3・8%上昇した。上昇幅は9月(3・0%)よりも拡大し、2012年1月以来7年9カ月ぶりの高水準。アフリカ豚コレラの感染拡大による豚肉価格の高騰が主因で、食品価格の上昇率は15・5%だった。中国政府は豚肉価格安定に向け対策を矢継ぎ早に打ち出しているが、事態解消には時間がかかるとみられる。
中国国家統計局が9日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3・8%上昇した。上昇幅は9月(3・0%)よりも拡大し、2012年1月以来7年9カ月ぶりの高水準。アフリカ豚コレラの感染拡大による豚肉価格の高騰が主因で、食品価格の上昇率は15・5%だった。中国政府は豚肉価格安定に向け対策を矢継ぎ早に打ち出しているが、事態解消には時間がかかるとみられる。