新型コロナウイルスの感染拡大による景気低迷とは対照的に、株式相場の上昇が続いている。日経平均株価は8日、約3カ月半ぶりに2万3千円台を回復し、3月19日につけた年初来安値1万6552円83銭から40%上昇した。各国・地域の中央銀行による大量の資金供給が、上昇の支えとなっている。一方で、市場には過熱感を示すサインもともり始めた。「期待先行型」の株式相場がいつ、どんなきっかけで下落するかは見えず、危うさも漂う。
新型コロナウイルスの感染拡大による景気低迷とは対照的に、株式相場の上昇が続いている。日経平均株価は8日、約3カ月半ぶりに2万3千円台を回復し、3月19日につけた年初来安値1万6552円83銭から40%上昇した。各国・地域の中央銀行による大量の資金供給が、上昇の支えとなっている。一方で、市場には過熱感を示すサインもともり始めた。「期待先行型」の株式相場がいつ、どんなきっかけで下落するかは見えず、危うさも漂う。