[12日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は12日、人種差別の根絶を呼び掛けた上で、米連邦準備理事会(FRB)がその一翼を担うことができると述べた。
政策当局者の中で唯一のアフリカ系米国人であるボスティック総裁は、白人警官による黒人男性暴行死について「このような事態を招いた本当に恐ろしい事件に対し激しい憤りを覚える」と同地区連銀のウェブサイトで指摘。
FRBは「人種差別を減らし、より包括的な経済を実現するために重要な役割を果たすことができる」とし、「体系的な人種差別やその他の排他的な構造への非難」がその一つになるとの見方を示した。