[21日 ロイター] - アメリカン航空 (O:AAL)は21日、35億ドルの新規の資金調達を実施する計画を発表した。新型コロナウイルス感染拡大を受けた移動規制で旅行需要が抑制される中、資金調達により手元流動性を高める。
株式と転換社債(2025年償還)発行で15億ドル調達するほか、担保付き上位債15億ドルを起債する。また、5億ドル分の新規の融資枠を確保する方針。
ゴールドマン・サックス、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ(BofA)セキュリティーズ、JPモルガン・チェースが幹事を務める。
アメリカン航空は12日、旅行需要が回復しつつあり、6月の手元流動性の減少ペースが減速していると明らかにした。デルタ航空 (N:DAL)も同様の見方を示している。