国民1人に10万円を配る「特別定額給付金」について、全国で約6割の世帯で給付が完了したのに対し、産経新聞が東京23区と全国主要8市の31自治体について調査したところ、6割の世帯で給付を終えたのは4自治体のみで、23区平均では3割にとどまったことが23日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大による政府の経済支援の柱である給付金の配布が全国で進む一方、人口の多い大都市圏では給付作業に手間取り、緊急事態宣言が解除されてもなお給付金が届いていない実態が明らかになった。
国民1人に10万円を配る「特別定額給付金」について、全国で約6割の世帯で給付が完了したのに対し、産経新聞が東京23区と全国主要8市の31自治体について調査したところ、6割の世帯で給付を終えたのは4自治体のみで、23区平均では3割にとどまったことが23日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大による政府の経済支援の柱である給付金の配布が全国で進む一方、人口の多い大都市圏では給付作業に手間取り、緊急事態宣言が解除されてもなお給付金が届いていない実態が明らかになった。