[6日 ロイター] - 米ボストン地区連銀は6日、連邦準備理事会(FRB)が新型コロナウイルス危機を受けて導入した中小企業向けの「メインストリート融資制度(MSLP)」について、現時点でフル稼働しており、対象となる融資債権を買い取る準備が整っていると表明した。
MSLPは中小零細企業を対象に市中銀行が4年間の融資を提供し、FRBが融資債権の95%を買い取る仕組み。6月中旬以降、受付を始めているが、7月1日時点で同制度を活用した融資はまだ行われていない。[nL4N2CI6IJ]
MSLPを所管するボストン連銀は、新規顧客を受け付ける金融機関のリストを州単位で公表する意向とした。