50%引き! InvestingProで2025年の市場を超える投資成績を特別セールを請求する

FRBの国債買い入れ拡大に懐疑的=ダラス連銀総裁

発行済 2020-10-03 02:52
更新済 2020-10-03 02:54
© Reuters. FRBの国債買い入れ拡大に懐疑的=ダラス連銀総裁

[2日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は21日、米連邦準備理事会(FRB)の国債買い入れ拡大には懐疑的とした一方、2023年までの実質ゼロ金利維持は支持すると述べた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、「資産買い入れを巡る懸念は市場を歪めることだ」と指摘。「慎重に扱いたいツールだ」と述べた。

FRBは現在、新型コロナウイルス禍の金融市場の安定や経済支援に向け、月額1200億ドルの国債および住宅ローン担保証券(MBS)買い入れを実施している。

© Reuters. FRBの国債買い入れ拡大に懐疑的=ダラス連銀総裁

カプラン総裁は、米10年債利回りはすでに過去最低水準で推移しており、急激に上昇した場合には注視するが、「利回りを低下させるために資産買い入れ枠を拡大する価値があるのか分からない」と語った。

また、米経済が完全雇用と2%の物価目標を達成するまでは実質ゼロ金利が必要だが、長期的なゼロ金利維持は交差点に差し掛かる際にアクセルを踏むようなものだとした。

9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、声明で「労働市場が最大雇用と一致する水準に到達し、インフレ率が2%に上昇し、当面それを超える軌道にあると判断されるまで」現在の政策金利を維持するとしたが、カプラン総裁はこれに反対していた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます