[2日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は2日、完全な景気回復までの道のりは長く、議会で追加の新型コロナウイルス経済対策が成立できない場合、さらに長期化するという考えを示した。
この日発表された9月の雇用統計では雇用回復の鈍化が示されたが、「1月と2月の水準に雇用市場が回復するにはまだ遠い道のりがある」とオンラインのインタビューで語った。
議会で追加のコロナ救済策が通らなければ、より多くの中小企業が破綻し、回復はさらに遅れるだろうと言った。
また、米国は大規模な財政能力を有しているので、ドルについては懸念していないとも述べた。