[東京 14日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は14日午前の会見で、ソフトバンク (T:9434)が携帯電話の大容量プランの値下げを最終調整しているとの報道(訂正)について、大容量プランは大手3社の寡占状況や料金高止まり状況が変わっていないとして、各社の料金見直し努力を求めた。
同長官は「料金には国民の関心も高く、目に見える形で見直しが行われることが重要」との認識を示し、「国際的な料金も参考にしながら、各社が引き下げに積極的な検討を行うことを期待している」と述べた。
ベトナムへの防衛装備品の輸出に関し、菅義偉首相の訪問時に署名することで調整を図るとの報道について、現在最終調整中だと述べた。一般的に、防衛装備品の輸出については、技術の適正な管理、相手国との技術協力、日本の防衛産業技術の向上、安全保障に資することが期待されることなどを踏まえて、行われていると説明した。
*本文1段落目の「発表した」を「最終調整しているとの報道」に訂正します。
(中川泉)