[ワシントン 10日 ロイター] - バイデン米大統領は、空席となっている連邦準備理事会(FRB)理事にミシガン州立大学のリサ・クック教授(経済学)の起用を検討している。米ニュースサイトのアクシオスが10日、関係筋の情報として伝えた。
クック氏は、大統領経済諮問委員会(CEA)のシニアエコノミストを務め、バイデン氏の政権移行チームに参画していた。承認されれば初の黒人女性のFRB理事が誕生する。
ホワイトハウスにコメントを求めたが返答はない。
トランプ前大統領はジュディ・シェルトン氏をFRB理事に指名していたが、バイデン氏は先週、この人事案を取り下げた。