[アンカラ 8日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は8日、同国を「ひざまずかせる」目的の経済的な攻撃を政府は阻止してきたとの見解を示した。そのような攻撃が通貨リラの不安定化を招いたと主張した。
エルドアン氏はこれまでも、外国勢力や、トルコ政府がテロリストと見なす組織による攻撃の企てが経済的苦境をもたらしたとの見方を示している。
与党のメンバーに対し「為替相場、インフレ、金利の三角形を通じた策略が練られている」とし、2016年7月のクーデター未遂事件の「卑劣な目的と同様、トルコ経済を危機に陥れようと狙っている」と述べた。