[11日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は11日、米経済が自身の予想通りとなれば、米連邦準備理事会(FRB)は9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で10月からテーパリング(量的緩和の縮小)に着手することを発表すべきと述べた。
CNBCで、FRBメンバーには様々な見解があるが、月額1200億ドルの債券購入は需要面ではなく供給面の問題に悩まされている経済では役に立たないと指摘。また、過剰なリスクテイク、住宅価格の上昇、経済の不均衡に迅速な対応が必要だとした。
また、国債購入額の削減には約8カ月間かかるとし、すぐに削減を実施することで、FRBが利上げに「忍耐強く」対処するための柔軟性が増すとの見方を改めて示した。