[シンガポール 22日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は22日、3年債利回りを目標水準に維持するため、対象となる2024年4月償還債について、10億豪ドル(7億5000万米ドル)規模の買い入れオペを実施した。
豪電子取引プラットフォームのイールドブローカーのデータによると、オペでは24年4月償還債を加重平均利回りが0.12%の水準で買い入れた。利回り目標の0.1%をやや上回ったが、今週付けた0.218%は大きく下回った。
この結果、中銀は24年4月償還債の約63%を保有していることになる。
豪国債利回りは今週、ニュージーランドのインフレ指標の加速を受け、豪州でもインフレが高進してRBAが利上げを前倒しするとの観測から跳ね上がっていた。