[香港 10日 ロイター] - 10日に約2カ月半ぶりに売買が再開された中国の不動産開発会社、当代置業(モダン・ランド)の株式が約40%急落し、上場来安値を付けた。同社は13億ドルのオフショア債の再編計画について債券保有者と協議していると明らかにした。
当代置業は10日の当局への提出文書で、昨年10月25日が期限だった社債の元本と利息の支払いを実施しなかったことを受け、一部の債券保有者から優先債の早期返済を求める通知を受け取ったと明らかにした。
これらの債券保有者と権利放棄について協議しており、実行可能な改善措置について計画を立てるため金融アドバイザーを起用したという。
当代置業の株式は10月21日から売買停止となっていた。