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ECBは今年利上げも、対応遅れれば代償大=独連銀総裁

発行済 2022-02-09 19:51
更新済 2022-02-09 22:36
© Reuters.  2月9日、ドイツ連邦銀行(中央銀行)のナーゲル新総裁(写真)は、独紙ツァイトのインタビューで、高インフレが想定より長期化しているとして欧州中央銀行(ECB)が今年利上げ

[フランクフルト 9日 ロイター] - ドイツ連邦銀行(中央銀行)のナーゲル新総裁は9日、独紙ツァイトのインタビューで、高インフレが一時期考えていたよりも持続性があるとして欧州中央銀行(ECB)が今年利上げする可能性があるとの見方を示した。

1月に連銀総裁に就任したナーゲル氏は伝統的なタカ派路線を継承し、政策の正常化が遅きに失すれば特に代償が大きくなると指摘。

「3月までに(インフレ)情勢に変化がなければ、金融政策の正常化を提唱する」と述べ「最初のステップは、ネットの債券買い入れを2022年中に終了することだ。その上で、年内に金利を引き上げる可能性がある」と語った。

ECB理事会メンバーでは、クノット・オランダ中銀総裁が今月、ECBが2022年第4・四半期に最初の利上げを行う可能性があるとの見方を示している。

ナーゲル氏は「行動が遅すぎると、良いタイミングで行動する場合に比べ経済的コストはかなり重くなる」とし「行動が遅れると、より大幅、より急ピッチな利上げが必要になる。金融市場は振れが大きくなるだろう」と述べた。

ドイツのインフレ率については、今年はECBの目標の倍の4%を「かなり」上回るとの見方を示した。連銀の予想の3.6%も上回ると見込んだ。

「エネルギー価格の上昇が長期にわたる兆しがあり、他の財・サービスの価格にも影響を与えている。需要の高まりも背景にある」と述べた。

ECBは先週の理事会後、インフレリスクが増大していることを認め、年内に利上げに動く可能性も排除しなかった。

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