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今週のFOMC、ウクライナ危機を考慮し0.25%利上げ支持=ウォラー理事

発行済 2022-03-19 00:20
更新済 2022-03-19 00:27
© Reuters. 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は18日、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、ロシアのウクライナ侵攻を巡る経済的リスクを考慮し、0.50%ポイントの利上げ

[ワシントン 18日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は18日、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、ロシアのウクライナ侵攻を巡る経済的リスクを考慮し、0.50%ポイントの利上げでなく0.25%ポイントの利上げを支持したと明らかにした。

ウォラー氏はCNBCに対し「データは50(ベーシスポイント=bpの利上げ)だと主張していたが、地政学的イベントが慎重に行けと言っていた」と述べた。ただ今後数カ月は、0.5%ポイントの利上げを複数回実施して、より早期に物価高にインパクトを与えるべきとの考えを示唆。「今後、数回の会合で50(bpの利上げ)かどうかが問題になるだろうが、データはその方向に進むことを示している」としたほか、「利上げの前倒しに賛成だ。約束するより実行したほうが良い」と述べた。

年末時点のフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標の水準については明言しなかったが、経済にとって中立的に作用するとみられる2.00─2.25%を上回ることが望ましいとした。

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