[ウィーン 29日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁は29日、ECBは今夏か秋に利上げに着手するとし、その後は段階的な利上げを実施し、政策金利は来年に1%近辺、もしくは1.5%に落ち着くとの見方を示した。
タカ派として知られるホルツマン総裁はオーストリアの放送局ORFに対し「迅速な行動を支持している」とし、「夏もしくは秋、さらに必要なら12月にも」利上げが実施されると予想。1%近辺、もしくは1.5%とみられている「中立金利」は来年にも達成される公算が大きいとの見方を示した。