[ロンドン 12日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のキャサリン・マン委員は12日、インフレ期待が高まっているときは特に、利上げを前倒しで実施する強い根拠があると述べた。
マン氏はカナダビジネス経済協会(CABE)が主催したイベントで「インフレ期待が抑制されていない環境下では、政策実施を前倒しすることはトレードオフの低減につながる」と述べた。
現在の市場の状況については、具体的な発言を控えた。
英中銀は9月の会合で政策金利を1.75%から0.5%ポイント引き上げ2.25%とすると決定。マン氏は0.75%ポイントの利上げを主張していた。