[北京 16日 ロイター] - 中国証券監督管理委員会(証監会)は外国からの投資を呼び込むため、海外のミューチュアルファンドが中国本土上場A株を短期売買する際の規則緩和を検討している。上海証券報が16日に報じた。
現在、中国の証券法では上場企業の株式を5%以上保有するファンドは短期売買(購入から6カ月以内の売却、または売却から6カ月以内の購入)による利益を放棄する必要がある。
しかし当局は、国内ファンドの場合は各商品の保有に基づいて短期売買を判断し、海外ファンドの場合は保有を合算して判断している。
そのため、外国からの投資促進に向け、海外ファンドにも各商品に基づく短期売買規則を適用する方針という。