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香港中銀が0.75%利上げ、FRBに追随 借り入れコスト上昇継続を予想

発行済 2022-11-03 14:17
更新済 2022-11-03 16:36
© Reuters.  11月3日、香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は、米連邦準備理事会(FRB)の利上げに追随し、政策金利である基準金利を75ベーシスポイント(bp)引き上げ4.2

[香港 3日 ロイター] - 香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は3日、米連邦準備理事会(FRB)の利上げに追随し、政策金利の基準金利を75ベーシスポイント(bp)引き上げ4.25%とした。家計が市中金利の上昇局面に備え、金融リスクを慎重に管理する必要性を強調した。

香港は香港ドルを1米ドル=7.75ー7.85香港ドルの範囲に抑える「ドルペッグ制」を採用しており、金融政策を米国に連動させている。

HKMAの利上げを受け、域内最大の民間銀行、HSBCは4日付で最優遇貸出金利を25bp引き上げ、5.375%とした。9月に12.5bp幅で4年ぶりの引き上げを実施したのに続いた。

FRBは1─2日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を75bp引き上げ、3.75─4.00%とした。

HKMAは、米国の利上げは香港の金融および通貨安定に影響を及ぼさないとし、香港金融市場の円滑で秩序ある運営が維持される見通しだとした。ドルペッグ制は引き続きうまく機能していると指摘した。

また、米国の利上げが続けば、香港ドル銀行間金利はさらに上昇するとの見通しを示した。

HKMAの余偉文(エディー・ユー)総裁は「市民は民間金利のさらなる上昇に備え、不動産購入や住宅ローンなど借り入れの決定をする際に関連リスクを慎重に検討・管理する必要がある」と強調した。

香港の陳茂波(ポール・チャン)財政官はFRBが利上げを継続する確率は高いと指摘。米利上げは外需の不振と相まって香港の輸出を圧迫している。

ただ、新型コロナウイルス感染を抑え込み、海外との人々の往来を維持することができれば、経済成長にさらなる勢いが付くと予想した。

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