[フランクフルト 3日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は3日、米連邦準備理事会(FRB)の政策決定は世界の市場に影響を与えるため注意を払う必要があるが、FRBと足並みをそろえて行動することはできないと述べた。
ラトビアの首都リガで開かれた会議でラガルド氏は「われわれは潜在的な波及効果に注意を払わなければならない」とし「われわれは似て非なるものであり、同じペースで(あるいは)同じ景気認識のもとで進むことはできない」と述べた。
「われわれは、金融市場、それより程度は小さいものの貿易を通じた政策の波及に影響を受ける。なぜなら明らかに為替レートは重要で、われわれがインフレを予測する上で考慮しなければならないからだ」と説明した。