(第2段落の「緩和」を「引き締め」に訂正します。)
[バンコク 14日 ロイター] - タイ中央銀行は14日、25ベーシスポイント(bp)の利上げを決めた11月30日の金融政策委員会の議事要旨を公表した。
追加の金融引き締め(訂正)は段階的で慎重なものとなり、必要に応じて調整が可能としている。
利上げは全会一致で決定。次回1月25日の金融政策委員会では、大半のエコノミストが追加利上げを予想している。
金融政策委員会は、総合インフレ率が鈍化し、来年下半期に中銀の目標レンジである1─3%に戻ると予想。
「タイの景気回復は引き続き勢いを増している。観光と民間消費が重要なけん引役で、世界経済減速の影響を和らげる上で寄与する」と指摘した。