[コロンボ 12日 ロイター] - スリランカ財務省は12日、中国輸出入銀行と債務約42億ドルの処理で合意したと発表した。
スリランカの対中債務は約70億ドルで、二国間では最大の債権者となっている。
今回の合意は、スリランカが国際通貨基金(IMF)プログラムの初回審査を通過し、IMFから第二次融資3億3400万ドルを確保する助けになるという。
財務省は「今回の合意は景気回復を促すスリランカの取り組みで重要な節目となる」とし「スリランカと中国輸出入銀行は今後数週間、債務処理で合意したパラメーターの最終決定と実行に向けて積極的に作業を進める」と表明した。