[北京 23日 ロイター] - 23日の市場で鉄鉱石先物が上昇し、約1週間ぶりの高値を付けた。
中国国営中央テレビ(CCTV)によると、中国政府は22日、株価急落を受け、市場の信認を支えるため、より強力で効果的な措置を講じる方針を示した。これを受け、投資家心理が改善している。
中国・大連商品取引所の鉄鉱石先物5月限は0234GMT(日本時間午前11時34分)現在、1.84%高の1トン=969.5元(134.99ドル)と、1月12日以来の高値。
シンガポール取引所の鉄鉱石先物2月限も0240GMT(同午前11時40分)現在、2.24%高の1トン=131.85ドルと、1月12日以来の高値で取引されている。
関係筋によると、中国の主要国有銀行は22日、人民元の支援に動いた。オフショア外国為替市場で流動性をタイト化させる一方、国内市場で米ドルを積極的に売ったもようだ。