[ニューヨーク 1日 ロイター] - ニューヨーク(NY)連銀が1日に発表した報告書によると、2月の基調的インフレ圧力は前月から低下した。
同連銀が個人消費支出(PCE)価格指数から得られる要素やトレンドをよりよく読み取るよう設計した内部モデルである「多変量コアトレンド(MCT)インフレ」は2月に2.9%と、1月の3%から鈍化。ピークは2022年6月の5.43%だった。
米商務省が29日発表した2月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比2.5%上昇でロイターがまとめたエコノミスト予想と一致した。1月は2.4%上昇だった。