[日本インタビュ新聞社] - ■グリーンエネルギー事業のバリューチェーン構築に向けて
大林組<1802>(東証プライム)は5月9日、ニュージーランドの再生可能エネルギー発電事業者Eastland Generation社の株式50%を取得し、持分法適用関連会社として迎え入れた。これにより、大林グループはグリーンエネルギー事業のバリューチェーンを強化し、国内外での再生可能エネルギー発電事業の拡大を図っていく。
EG社は、地熱や水力を含む再生可能エネルギー発電所の発電容量を現在の68.4MWから2027年までに100MW超へと拡大する計画である。この動きは、ニュージーランドのエネルギートランジションと再生可能エネルギーへの需要増加を背景にしている。
大林グループは、EG社との協働を通じて、グリーン水素製造に必要な再生可能エネルギーの確保や、水素サプライチェーンの整備を進める。また、Obayashi Sustainability Vision 2050に掲げる脱炭素やサステナブル・サプライチェーンの共創に向けた取り組みを、グローバル規模で推進していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)