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21日の米国市場では原油相場の下落が嫌気され、NYダウは10営業日ぶりに反落した。
また、黒田日本銀行総裁がヘリコプターマネーについて否定的な発言をしたことを受けて、為替相場は1ドル=105円台まで円高に振れており、日経平均もこうした流れを受けて197円安からスタートした。
寄り付き後は16600円台でのもみ合いが続いているが、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」の日本配信開始を受けて関連銘柄が動意を見せている。
個別では、トヨタ自 (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、Vテク (T:7717)、富士重 (T:7270)などが軟調。
日産自 (T:7201)、村田製 (T:6981)が3%安で推移しているほか、前日に第3四半期決算と通期予想の上方修正を発表したサイバーエージ (T:4751)は7%を超える下げ。
業績の上振れ余地は小さいとの見方が聞かれる。
また、サイバーエージのほかゲンキー (T:2772)、MRO (T:3064)、ガンホー (T:3765)などが東証1部下落率上位となっている。
一方、Pokemon GO相場をけん引する任天堂 (T:7974)が続伸。
一時7%近い上昇となる場面があったが、節目の30000円を前に利益確定の動きも見られる。
ソフトバンクグ (T:9984)が小幅高となっているほか、コマツ (T:6301)、小野薬 (T:4528)、日立 (T:6501)、KDDI (T:9433)などがしっかり。
また、ポケモン関連とされるイマジカロボッ (T:6879)、ハピネット (T:7552)、サノヤスHD (T:7022)や、カジノ関連のオーイズミ (T:6428)、日金銭 (T:6418)などが前日に続き東証1部上昇率上位に顔を出している。