早期利上げ観測の高まりを背景に米国株が下落、昨晩の為替市場では一時ドル/円が100円割れとなっており、朝方は売り先行の展開が想定される。
ただ、日銀のETF買い入れに対する思惑から、売りが先行する場面では短期リバウンドを狙った押し目買いの動きが強まる可能性。
取引時間中に為替の大きな変動がなければ、下げ渋って後場はやや伸び悩むといった展開になりそうだ。
全般的には、米国エネルギー関連株の上昇を背景に、資源関連株が優位の状況となりそうだ。
とりわけ、建設機械の一角に投資判断格上げの動きが観測されていることで、関連銘柄の見直しの動きが強まっていく可能性。
ほか、東レの大型契約報道で炭素繊維関連に関心が向かうか注目、風力発電市場の拡大報道なども同関連には手掛かり材料となっていこう。