30日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・決算やテーマ株を手掛かりとした個人主体による中小型株にシフト
・ドル・円はドル・円は114円32銭、ドル・円は弱含み、日本株安で売り継続
・ファーストリテ、ソフトバンクGで日経平均約35円押し下げ
■決算やテーマ株を手掛かりとした個人主体による中小型株にシフト
日経平均は反落。
144.62円安の19322.78円(出来高概算7億5000万株)で前場の取引を終えている。
27日の米国市場がまちまちだったほか、円相場がやや円高に振れているなか、利益確定の流れが先行した。
また、今週は決算発表が前半戦のヤマ場を迎えることもあり、模様眺めムードも強い。
日経平均は19400円を下回って始まると、その後一時19295.80円と19300円を下回る場面もみられた。
セクターでは銀行、保険、電力ガス、情報通信、証券、ガラス土石が軟調。
半面、石油石炭、海運、鉄鋼、水産農林が小じっかり。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。
売買代金上位では、ソフトバンクG (T:9984)、メガバンク3行、東芝 (T:6502)、トヨタ自 (T:7203)、ファナック (T:6954)、ファーストリテ (T:9983)が軟調。
半面、Vテク (T:7717)、任天堂 (T:7974)、アルプス電 (T:6770)、MonotaRO (T:3064)が堅調。
朝方から利食い優勢の展開となり、日経平均は一時19300円を下回っているが、25日線が支持線として意識されている。
決算が前半戦のヤマ場を迎えることから手掛けづらさはあるが、下を売り込む流れにはならないだろう。
もっとも一目均衡表では転換線、基準線を上回って推移しているが、遅行スパンは実線を挟んでの推移であり、強弱感が対立しやすいところである。
一方で、マザーズ指数やJASDAQ平均はプラス圏で推移しており、個人主体の物色意欲は根強い。
また、好決算銘柄には評価する動きもみられている。
コア銘柄はインデックスに絡んだ商いが中心になりやすいため手掛けづらい。
指数インパクトの大きいソフトバンクG (T:9984)、ファナック (T:6954)、ファーストリテ (T:9983)が利食い先行のため、午後も不安定な値動きが続きそうである。
そのため、決算やテーマ株を手掛かりとした個人主体による中小型株にシフトしやすい。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円はドル・円は114円32銭、ドル・円は弱含み、日本株安で売り継続
30日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含み。
日本株安に警戒感が広がり、ドル売り・円買い地合いとなった。
ドル・円は、前週末海外市場の下落基調を受け、週明けアジア市場では軟調スタート。
日経平均株価の弱含みを背景にやや警戒感が広がり、朝方114円95銭を付けた後は一時114円32銭まで下げた。
日経平均は前週末比150円程度下落し、ランチタイムの日経平均先物は軟調推移のため、目先の株安継続への警戒は続きそうだ。
一方で、ドル・円は値ごろ感による買戻しが下支えする可能性もあろう。
ここまでのドル・円の取引レンジは114円32銭から114円95銭、ユーロ・円は122円72銭から123円16銭、ユーロ・ドルは1.0708ドルから1.0740ドルで推移した。
12時21分時点のドル・円は114円32銭、ユーロ・円は122円72銭、ポンド・円は143円87銭、豪ドル・円は86円37銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・博展 (T:2173)、リアルコム {{|0:}}、第一化成 (T:4235)など3社がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)、同2位はソフトバンクG (T:9984)となり、2銘柄で日経平均を約35円押し下げた
・トランプ米大統領
「メキシコ大統領と非常に良い会合を持った」
・ショイブレ独財務相
「(移民政策について)我々政治家も人間であり、我々も間違える」
・NZ12月貿易収支:-0.41億NZドル
☆後場の注目スケジュール☆
・特になし
<SK>
・決算やテーマ株を手掛かりとした個人主体による中小型株にシフト
・ドル・円はドル・円は114円32銭、ドル・円は弱含み、日本株安で売り継続
・ファーストリテ、ソフトバンクGで日経平均約35円押し下げ
■決算やテーマ株を手掛かりとした個人主体による中小型株にシフト
日経平均は反落。
144.62円安の19322.78円(出来高概算7億5000万株)で前場の取引を終えている。
27日の米国市場がまちまちだったほか、円相場がやや円高に振れているなか、利益確定の流れが先行した。
また、今週は決算発表が前半戦のヤマ場を迎えることもあり、模様眺めムードも強い。
日経平均は19400円を下回って始まると、その後一時19295.80円と19300円を下回る場面もみられた。
セクターでは銀行、保険、電力ガス、情報通信、証券、ガラス土石が軟調。
半面、石油石炭、海運、鉄鋼、水産農林が小じっかり。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。
売買代金上位では、ソフトバンクG (T:9984)、メガバンク3行、東芝 (T:6502)、トヨタ自 (T:7203)、ファナック (T:6954)、ファーストリテ (T:9983)が軟調。
半面、Vテク (T:7717)、任天堂 (T:7974)、アルプス電 (T:6770)、MonotaRO (T:3064)が堅調。
朝方から利食い優勢の展開となり、日経平均は一時19300円を下回っているが、25日線が支持線として意識されている。
決算が前半戦のヤマ場を迎えることから手掛けづらさはあるが、下を売り込む流れにはならないだろう。
もっとも一目均衡表では転換線、基準線を上回って推移しているが、遅行スパンは実線を挟んでの推移であり、強弱感が対立しやすいところである。
一方で、マザーズ指数やJASDAQ平均はプラス圏で推移しており、個人主体の物色意欲は根強い。
また、好決算銘柄には評価する動きもみられている。
コア銘柄はインデックスに絡んだ商いが中心になりやすいため手掛けづらい。
指数インパクトの大きいソフトバンクG (T:9984)、ファナック (T:6954)、ファーストリテ (T:9983)が利食い先行のため、午後も不安定な値動きが続きそうである。
そのため、決算やテーマ株を手掛かりとした個人主体による中小型株にシフトしやすい。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円はドル・円は114円32銭、ドル・円は弱含み、日本株安で売り継続
30日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含み。
日本株安に警戒感が広がり、ドル売り・円買い地合いとなった。
ドル・円は、前週末海外市場の下落基調を受け、週明けアジア市場では軟調スタート。
日経平均株価の弱含みを背景にやや警戒感が広がり、朝方114円95銭を付けた後は一時114円32銭まで下げた。
日経平均は前週末比150円程度下落し、ランチタイムの日経平均先物は軟調推移のため、目先の株安継続への警戒は続きそうだ。
一方で、ドル・円は値ごろ感による買戻しが下支えする可能性もあろう。
ここまでのドル・円の取引レンジは114円32銭から114円95銭、ユーロ・円は122円72銭から123円16銭、ユーロ・ドルは1.0708ドルから1.0740ドルで推移した。
12時21分時点のドル・円は114円32銭、ユーロ・円は122円72銭、ポンド・円は143円87銭、豪ドル・円は86円37銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・博展 (T:2173)、リアルコム {{|0:}}、第一化成 (T:4235)など3社がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)、同2位はソフトバンクG (T:9984)となり、2銘柄で日経平均を約35円押し下げた
・トランプ米大統領
「メキシコ大統領と非常に良い会合を持った」
・ショイブレ独財務相
「(移民政策について)我々政治家も人間であり、我々も間違える」
・NZ12月貿易収支:-0.41億NZドル
☆後場の注目スケジュール☆
・特になし
<SK>