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東京外為市場・正午=ドル79円前半、クロス円上昇で1週間ぶり高値 戻り売りが重し

発行済 2011-07-20 12:16

       ドル/円

正午現在   79.14/16  1.4155/56  112.02/06

午前9時現在 79.18/19  1.4168/72  112.17/22

NY17時現在 79.14/17  1.4151/52 112.05/09

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 [東京 20日 ロイター] 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時とほぼ同

じ79円前半。株式相場の上昇を受けてクロス円が強含み、つれてドル/円も約1週間ぶ

りの高値をつけた。しかし、個人の戻り売りや米長期金利の低下で徐々に上げ幅を縮めた。

81円以上に置かれていた輸出企業のドル売り/円買い注文が、一部80円台に下りてき

たという。

 ニューヨーク市場の地合いを引き継ぎ、朝方からユーロや豪ドル、ニュージーランド

(NZ)ドルが強含んだ。日経平均<.N225>が1万台を回復して寄り付くと、クロス円は

一段高。円が売られ、ドル/円も仲値にかけて79.32円まで上昇して7月14以来の

高値をつけた。「クロス円の上昇につれてドル/円も上がると見込んだ投機筋が買ってい

たようだ」(国内銀行)との声が聞かれた。しかし上値はそこまでで、「思うように上が

らなかったので、売ってきたとみられる」(同)という。

 上値を抑えたのは個人の戻り売り。東京金融取引所の「くりっく365」の売買動向を

みると、19日時点のドル買い/円売りの未決済残高(建玉)の比率は90.1%で、依

然として個人によるドル/円の買い持ちが積み上がっている様子がわかる。ドル/円の上

昇局面では戻り売りが出やすく、外国為替証拠金取引の関係者によると、朝方の個人の注

文はドル79.30円付近に売りが集中していたという。

 米債務上限問題の進展を好感して米債が買われ、長期金利が低下したことも、日米金利

差に反応しやすいドル/円の重しとなった。

 また、81円以上に置いていた輸出企業のドル売り/円買い注文が、一部80円台まで

下がってきたという。「80円以上も上値が重そうだ。ドルの上昇余地は限定的だと思う。

戻り売りが正解だろう」(国内銀行)との声が出ていた。

 (ロイターニュース 久保 信博記者)

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