5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・戻り鈍く仕掛け的な売りが警戒されやすい
・ドル・円は110円73銭、上げ渋り、日本株の伸び悩みで
・夢展望、串カツ田中がストップ高
■戻り鈍く仕掛け的な売りが警戒されやすい
日経平均は反発。
51.43円高の18861.68円(出来高概算9億4000万株)で前場の取引を終えた。
原油相場の上昇を手掛かりとした米国株高の流れを受けて、買い先行で始まった。
ただし、寄付き直後につけた18941.94円を高値に、その後は前日比変わらず水準まで上げ幅を縮めるなど、18900円を挟んでのこう着感の強い相場展開となった。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗しているほか、セクターでは精密機器、陸運、卸売、水産農林が上昇する半面、輸送用機器、保険、銀行、ゴム製品、証券が冴えないなど、まちまちの展開に。
売買代金上位ではファナック (T:6954)、ソフトバンクG (T:9984)、NTT (T:9432)、ファイズ (T:9325)、大東建託 (T:1878)が上昇。
一方で、任天堂 (T:7974)、トヨタ自 (T:7203)、三井住友 (T:8316)、ソニー (T:6758)、日産自 (T:7201)が冴えない。
日経平均は反発して始まったが、5日線に上値を抑えられる格好となり、その後はこう着感の強い相場展開をみせている。
物色対象も定まり難く、高安まちまちの展開となり、リバランスとみられる商いにとどまっているようである。
また、地政学リスクの高まりのほか、このところみられている午後からの売り圧力への警戒もありそうだ。
とりわけTOPIXは0.06%高と僅かに上昇するなか、日銀のETF買い入れは期待できない。
下支え要因がないなかで、仕掛け的な売りも警戒されやすいだろう。
また、中小型株については、マザーズ、JASDAQが下げに転じており、戻りの鈍さを嫌気した換金売り等も意識されてくる可能性がある。
直近の利食いから支持線が抵抗線として意識されている可能性もあり、戻りの鈍い銘柄へは短期筋の売り仕掛けも入りやすいだろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は110円73銭、上げ渋り、日本株の伸び悩みで
5日午前の東京外為市場では、ドル・円は上げ渋り。
日経平均株価の伸び悩みを受け110円台後半でもみあった。
ドル・円は、日本株高を背景に一時110円91銭まで上昇したが、日経平均株価が18800円台で伸び悩み、でドル買い・円売りが弱まったようだ。
北朝鮮が今朝、弾道ミサイル1発を発射したことも、日本株やドルの押し下げ要因とみられる。
ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、目先の日本株高継続を見込んだドル買い・円売りの流れは継続しているもよう。
ただ、米中首脳会談など重要イベントを控えドルに買いが入りにくく、相場はこう着状態が想定される。
ここまでのドル・円の取引レンジは110円66銭から110円91銭、ユーロ・円は118円13銭から118円46銭、ユーロ・ドルは1.0670ドルから1.0685ドルで推移した。
12時11分時点のドル・円は110円73銭、ユーロ・円は118円21銭、ポンド・円は137円73銭、豪ドル・円は83円78銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・夢展望 {{|0:}}、串カツ田中 (T:3547)がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・安倍首相
「北朝鮮の核実験報道、最大限の関心を持って注視」
☆後場の注目スケジュール☆
・特になし
<SK>
・戻り鈍く仕掛け的な売りが警戒されやすい
・ドル・円は110円73銭、上げ渋り、日本株の伸び悩みで
・夢展望、串カツ田中がストップ高
■戻り鈍く仕掛け的な売りが警戒されやすい
日経平均は反発。
51.43円高の18861.68円(出来高概算9億4000万株)で前場の取引を終えた。
原油相場の上昇を手掛かりとした米国株高の流れを受けて、買い先行で始まった。
ただし、寄付き直後につけた18941.94円を高値に、その後は前日比変わらず水準まで上げ幅を縮めるなど、18900円を挟んでのこう着感の強い相場展開となった。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗しているほか、セクターでは精密機器、陸運、卸売、水産農林が上昇する半面、輸送用機器、保険、銀行、ゴム製品、証券が冴えないなど、まちまちの展開に。
売買代金上位ではファナック (T:6954)、ソフトバンクG (T:9984)、NTT (T:9432)、ファイズ (T:9325)、大東建託 (T:1878)が上昇。
一方で、任天堂 (T:7974)、トヨタ自 (T:7203)、三井住友 (T:8316)、ソニー (T:6758)、日産自 (T:7201)が冴えない。
日経平均は反発して始まったが、5日線に上値を抑えられる格好となり、その後はこう着感の強い相場展開をみせている。
物色対象も定まり難く、高安まちまちの展開となり、リバランスとみられる商いにとどまっているようである。
また、地政学リスクの高まりのほか、このところみられている午後からの売り圧力への警戒もありそうだ。
とりわけTOPIXは0.06%高と僅かに上昇するなか、日銀のETF買い入れは期待できない。
下支え要因がないなかで、仕掛け的な売りも警戒されやすいだろう。
また、中小型株については、マザーズ、JASDAQが下げに転じており、戻りの鈍さを嫌気した換金売り等も意識されてくる可能性がある。
直近の利食いから支持線が抵抗線として意識されている可能性もあり、戻りの鈍い銘柄へは短期筋の売り仕掛けも入りやすいだろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は110円73銭、上げ渋り、日本株の伸び悩みで
5日午前の東京外為市場では、ドル・円は上げ渋り。
日経平均株価の伸び悩みを受け110円台後半でもみあった。
ドル・円は、日本株高を背景に一時110円91銭まで上昇したが、日経平均株価が18800円台で伸び悩み、でドル買い・円売りが弱まったようだ。
北朝鮮が今朝、弾道ミサイル1発を発射したことも、日本株やドルの押し下げ要因とみられる。
ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、目先の日本株高継続を見込んだドル買い・円売りの流れは継続しているもよう。
ただ、米中首脳会談など重要イベントを控えドルに買いが入りにくく、相場はこう着状態が想定される。
ここまでのドル・円の取引レンジは110円66銭から110円91銭、ユーロ・円は118円13銭から118円46銭、ユーロ・ドルは1.0670ドルから1.0685ドルで推移した。
12時11分時点のドル・円は110円73銭、ユーロ・円は118円21銭、ポンド・円は137円73銭、豪ドル・円は83円78銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・夢展望 {{|0:}}、串カツ田中 (T:3547)がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・安倍首相
「北朝鮮の核実験報道、最大限の関心を持って注視」
☆後場の注目スケジュール☆
・特になし
<SK>