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米国株見通し:米政権への懸念広がり、改めて売られる可能性

発行済 2017-05-17 17:48
更新済 2017-05-17 18:00
米国株見通し:米政権への懸念広がり、改めて売られる可能性
S&P500先物 2384.00(-13.00) (17:20現在)
ナスダック100先物 5702.00(-22.25) (17:20現在)

17:20時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は弱含みに推移している。
また、NYダウは100ドル安程度で推移。
欧州市場は全般売りが先行している。
原油先物相場は小幅に下落して推移。


16日の米株式市場では、ハイテク株が選好される半面、トランプ大統領がロシアに機密情報を漏洩したとの報道を受けて、政権運営の先行き不透明感が再燃し、まちまちの展開。
欧州市場もトランプ・スキャンダルを警戒した流れのなか、売りが先行しているようだ。
グローベックスの米株先物は売り優勢のなか、改めて売り直される可能性が高そうだ。


トランプ米大統領が、先週解任したコミー連邦捜査局(FBI)長官に対し、フリン国家安全保障担当補佐官に関する捜査を中止するよう要請していたことが分かった。
また、トランプ大統領がロシア外相などと共有したテロ対策情報等についても、政権運営への先行き不透明感につながっており、不安視されよう。
NYダウは25日線を上回ってのもち合いが続いているが、グローベックスにサヤ寄せしてくるようだと、25日線割れも警戒される。


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