🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「兜町放浪記」氏:中国のガソリン車廃止は新産業革命につながる

発行済 2017-09-13 18:15
更新済 2017-09-13 18:33
【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「兜町放浪記」氏:中国のガソリン車廃止は新産業革命につながる
6674
-
4100
-
5986
-
7271
-
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家兜町放浪記氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


----

※2017年9月13日9時に執筆

日本時間で13日早朝に取り引きを終えたNY株式市場が約1ヶ月ぶりに史上最高値を更新した。
地政学リスクに揺さぶられ続ける東京株式市場とはまさに雲泥の差の相場つきだ。


それにしても、昨日の一部新聞報道にあった「中国、ガソリン車廃止」の記事には驚かされた。
欧州では一部の国が2040年までに同様の取り組みを行うとされているが中国となればニュースバリューは俄然高まる。
株式市場にとっては格好の物色材料を提供してくれるネタである。


中国政府は世界最大級の自動車生産地であり消費地なのに、国内自動車産業が海外勢の下請け・組立工場に甘んじるのを何とか転換したいのだろう。
化石燃料系エンジンの加工製造技術は日米欧自動車メーカーに一日の長がある。
優秀な部品の寄せ集めで成功したスマートフォン産業のように簡単にはいかない。


中国の社会問題でもある最悪の環境汚染の元凶である排ガス問題と絡めれば国内産業の振興が狙いだとしても海外から横やりは入りにくい。
これまで電気自動車ビジネスに本腰を入れてこなかったガソリンエンジン車メーカーはその優位性を一気に失い新興国メーカーと同じスタ−トラインに立つことを余儀なくされる。


いよいよ世界の経済を押えてきた石油メジャーと産油国はふんぞり返っていられなくなる。
発電サイクルに自然エネルギー産業が入り込むなら波及効果は広範囲に広がるかもしれない。
私たち個人投資家にとっても、久々に新聞記事にゾクゾクとさせられた買い材料の出現ではないだろうか。


自動車産業の裾野は広く、素材から精密部品、加工業、整備、インテリアまで巨大な業種を巻き込む。
ビックウェーブが押し寄せる前に種をまきたい。
以下にその候補をピックアップしてみた。


モリテック (T:5986)・・・電気自動車向け充電スタンドを手がける。
中国市場がガソリン車廃止となれば途方も無い需要となるはず。
業績は横ばいだが株価は400円台半ばと買い易さ勝りそうだ。


安永 (T:7271)・・・ハイブリットカーとリチウムイオン電池技術を囃して急騰している。
自動車用電池関連株として関連ニュースが飛び出すたびに物色の矛先が向かいそうだ。


戸田工業 (T:4100)・・・リチウムイオン電池正極材メーカー。
業績悪が続き株価は低迷していたが過去の電池相場の折には毎度人気化してきた。
2018年3月期は黒字転換予想。


GSユアサ (T:6674)・・・自動車バッテリー大手。
値動きはやや重いが電池関連が物色される時は指標株として株価ボードに置いておきたい。


執筆者名:兜町放浪記
ブログ名:兜町放浪記

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます