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前日の米国市場では、北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感が後退し、アジアや欧州株が概ね全面高となった流れからNYダウも7営業日続伸となり、連日で最高値を更新した。
また、シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円高の19990円となり、為替相場は1ドル111円40銭台と前週末比円安方向に振れた。
これを受けて、本日の日経平均は8月8日以来の20000円台を回復してスタートした。
その後、ドル円相場は1ドル111円50銭台と朝方よりやや円安方向に振れており、寄付から日経平均の上げ幅も小幅で拡大。
高値圏でのもち合いが続いている。
米長期金利上昇や米ハイテク株上昇を受けて、メガバンクや半導体関連の上昇が目立っている。
売買代金上位では、欧州系証券の格上げ観測を受けた任天堂 (T:7974)が6月27日以来の年初来高値を更新したほか、トヨタ自 (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)、日産自 (T:7201)、ソフトバンクG (T:9984)、ソニー (T:6758)、ファナック (T:6954)、村田製作所 (T:6981)、第一生命 (T:8750)、みずほ (T:8411)、パナソニック (T:6752)、ホンダ (T:7267)、ブリヂストン (T:5108)、日立 (T:6501)、ファーストリテ (T:9983)、三菱電機 (T:6503)が上昇している。
一方で、上半期の営業減益観測報道を受けたニトリHD (T:9843)は下落している。
(アナリスト 雲宮祥士)