🔥 当社AIが選択した株式戦略、テクノロジー大手、は5月までに+7.1%の上昇。株式がブームなうちに行動を起こしましょう。40%割引で開始

【FISCOソーシャルレポーター】個人ブロガー三竿郁夫氏:「EV時代の心臓部品 バッテリー」

発行済 2017-10-15 11:46
更新済 2017-10-15 12:00
【FISCOソーシャルレポーター】個人ブロガー三竿郁夫氏:「EV時代の心臓部品 バッテリー」
7201
-
7202
-
7211
-
7267
-
6674
-
6701
-
6752
-
4217
-
7203
-
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人ブロガー三竿郁夫氏(ブログ 「IA工房」を運営)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

--------------------------------------------------------------------------------

カリフォルニア州に端を発したZEV規制の流れが、世界各国でのEVへの加速を後押ししている。
EVの心臓部品であるバッテリー関連の動向から目が離せない。


世界の自動車の40%がEV、年間1億台時代になると、EVマーケットは4000万台、バッテリー産業の規模は2400億ドルとあるアナリストが分析している。
鉛蓄電池、LiB(リチウムイオン電池)、ニッケル水素電池、FC(燃料電池)等々の技術動向、グルーバルな量産動向、価格動向が複雑に今後のEV市場に影響を与えるだろう。


<技術アライアンス>
・トヨタ自 (T:7203)HV向けのバッテリーは、パナソニック (T:6752)との合弁会社プライムアースEVエナジーが主な供給元である。
プライムアースEVエナジーは、宮城工場でHV用のニッケル水素バッテリーを拡大生産してきたが、需要が増えたLiBバッテリーの新工場を来年にも稼働する。


・日産 (T:7201)リーフのバッテリーは、NEC (T:6701)との合弁会社オートモーティブエナジーサプライが、供給元であるが、NECは、その株式を売却することを発表した。


・三菱自 (T:7211)、ホンダ (T:7267)は、GSユアサ (T:6674)との合弁会社リチウムエナジージャパン・ブルーエナジーを設立している。


・いすゞ (T:7202)スイフトHVは、日立ビーイクルエナジーのLiBを搭載している。


・EVバッテリー生産量 No.1中国のBYD(比亜迪汽車)は、ダイムラーとの連携を強化している。


<グローバルな量産動向>
・車載用LiBのシェアは、BYD、パナソニック、LG、AESC、GSユアサ、日立ビーイクルエナジー等の間で熾烈な戦いとなっている。


・BYDをはじめとして中国には140社のバッテリーメーカーがあると言われている。
2015年、LiB生産シェアの1位は、日本から中国に移り、2020年にはそのシェアが70%になると言われている。


・日立化成 (T:4217)は、タイの自動車用鉛電池大手のタイ・ストレージバッテリー(TSB)を買収すると発表した。


・PTT傘下企業、グローバルパワーシナジーGlobal Power Synergy(GPSC)社は、電気自動車向けバッテリーの生産を計画していくと発表した。


EVで先行した日産リーフのバッテリー性能の劣化による中古車価格の下落が、市場に一石を投じている。
電池寿命と安全性という大きな課題に足を救われないよう細心の注意を払う経営戦略が求められる。


執筆者名:三竿郁夫 IA工房代表
ブログ名: 「IA工房」

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます