20日の日本株市場は、利食い優勢の相場展開になりそうだ。
19日の米国市場は、中国の景気減速やスペインの政情不安への警戒感から売りが先行した。
NYダウは小幅に上昇となったが、ナスダックはマイナスに。
この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比135円安の21335円となり、これにサヤ寄せする格好から売りが先行しそうだ。
売り一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだが、日経平均の連騰記録が意識されるなか、指数インパクトの大きい値がさの一角の動向を睨みながらの展開になろう。
また、足元ではインデックスに絡んだ資金流入による主力大型株が指数をけん引している。
マイナス圏での推移となれば、日銀のETF買い入れへの思惑等も意識されてくるため、大引けに向けた値動きが注目される。
ただ、日中についてはこう着感の強い相場展開のなかでは主力大型株から、出遅れ感のある中小型株に個人を主体とした物色資金がシフトしやすくなるとみられる。
マザーズ銘柄などは相対的に出遅れ感が目立つこともあり、短期資金が向かいやすいだろう。
(村瀬智一)
19日の米国市場は、中国の景気減速やスペインの政情不安への警戒感から売りが先行した。
NYダウは小幅に上昇となったが、ナスダックはマイナスに。
この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比135円安の21335円となり、これにサヤ寄せする格好から売りが先行しそうだ。
売り一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだが、日経平均の連騰記録が意識されるなか、指数インパクトの大きい値がさの一角の動向を睨みながらの展開になろう。
また、足元ではインデックスに絡んだ資金流入による主力大型株が指数をけん引している。
マイナス圏での推移となれば、日銀のETF買い入れへの思惑等も意識されてくるため、大引けに向けた値動きが注目される。
ただ、日中についてはこう着感の強い相場展開のなかでは主力大型株から、出遅れ感のある中小型株に個人を主体とした物色資金がシフトしやすくなるとみられる。
マザーズ銘柄などは相対的に出遅れ感が目立つこともあり、短期資金が向かいやすいだろう。
(村瀬智一)