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本日の日経平均は4営業日続落で始まった。
9日の乱高下によって、いったんはピーク感が意識されやすい状況のなか、10日の米国市場が高安まちまちだった他、シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の22465円となり、これにサヤ寄せする格好から、利食い先行でスタート。
しかし、依然として先高観が後退した訳ではなく、好業績銘柄を中心に積極的な物色も見られており、日経平均は狭いレンジ内での推移が続いている。
個別では、シチズン (T:7762)が上期決算が評価されている他、一部証券会社が目標株価は830円から880円に引き上げたことも支援材料に。
太平洋セメント (T:5233)は、10日の決算説明会で6年ぶりにセメント価格を引き上げる方針を示したもようで、住友大阪セメント (T:5232)などとともに関心を集めている。
資生堂 (T:4911)は一部証券会社では当面は利益水準が大きく拡大すると見ており、投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も4790円から6090円に引き上げていることが材料視されている。