■業績動向
3. 2018年2月期の業績見通し
ヨシムラ・フード・ホールディングス (T:2884)の2018年2月期の通期業績予想は、売上高が前期比21.2%増の19,687百万円、営業利益が同31.5%増の648百万円、経常利益が同32.7%増の702百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同46.0%増の516百万円と見込んでいる。
なお、2017年10月に北海道留萌市のヤマニ野口水産を子会社化している。
製造事業については、積極的な設備投資による生産性向上とコスト削減の推進、グループの全国流通網を使った各子会社製品の空白エリアへの積極投入に加え、新製品の開発やラインナップ拡大を加速する方針である。
販売事業では、引き続き販売品目の増強、企画・提案力の向上を図る計画である。
ヨシムラ・フード、オーブン、楽陽食品など主力子会社が引き続き業績をけん引する見込みとなっている。
なお、同社は2018年2月期通期の業績を上方修正したが、第2四半期の超過分を期初の通期業績予想に上乗せしたのみである。
楽陽食品など既存の主力子会社の好調や純和食品でゼリーが新規取引先に採用されたことなどを考慮すると、同社の新たな業績予想はやや保守的な感が否めない。
また、M&Aを計画に織り込むことは非常に難しいのは分かるが、織り込まれていない点でも保守的だと感じさせる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
3. 2018年2月期の業績見通し
ヨシムラ・フード・ホールディングス (T:2884)の2018年2月期の通期業績予想は、売上高が前期比21.2%増の19,687百万円、営業利益が同31.5%増の648百万円、経常利益が同32.7%増の702百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同46.0%増の516百万円と見込んでいる。
なお、2017年10月に北海道留萌市のヤマニ野口水産を子会社化している。
製造事業については、積極的な設備投資による生産性向上とコスト削減の推進、グループの全国流通網を使った各子会社製品の空白エリアへの積極投入に加え、新製品の開発やラインナップ拡大を加速する方針である。
販売事業では、引き続き販売品目の増強、企画・提案力の向上を図る計画である。
ヨシムラ・フード、オーブン、楽陽食品など主力子会社が引き続き業績をけん引する見込みとなっている。
なお、同社は2018年2月期通期の業績を上方修正したが、第2四半期の超過分を期初の通期業績予想に上乗せしたのみである。
楽陽食品など既存の主力子会社の好調や純和食品でゼリーが新規取引先に採用されたことなどを考慮すると、同社の新たな業績予想はやや保守的な感が否めない。
また、M&Aを計画に織り込むことは非常に難しいのは分かるが、織り込まれていない点でも保守的だと感じさせる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)