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システムインテ Research Memo(3):2018年2月期第2四半期累計業績は減収増益となり、利益ベースでは期初

発行済 2017-11-28 15:58
更新済 2017-11-28 16:00
システムインテ Research Memo(3):2018年2月期第2四半期累計業績は減収増益となり、利益ベースでは期初
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■業績動向

1. 2018年2月期第2四半期累計の業績概要
システムインテグレータ (T:3826)の2018年2月期第2四半期累計の業績は、売上高が前年同期比7.2%減の1,459百万円、営業利益が同125.2%増の150百万円、経常利益が同121.4%増の152百万円、四半期純利益が同152.2%増の105百万円となり、期初会社計画に対しては売上高で5.8%下回ったものの、営業利益や経常利益は10%超上回って推移するなど順調な決算となった。


売上高は前期に発生したERP事業における不採算プロジェクトの影響で受注活動が十分に行えなかったこと、並びに1件当たりの受注プロジェクトが大型化し、売上計上時期が下期に集中する傾向にあることなどが前年同期比、及び計画比での減少要因となっている。
また、営業利益の増減要因を見ると、売上減少に伴う粗利益の減少で63百万円、販管費の増加で40百万円の減益要因となった一方で、前年同期に計上した受注損失引当金194百万円が当第2四半期累計では7百万円と187百万円減少したことが増益要因となった。
販管費の増加は主に人件費の増加やマーケティング費用の増加によるものとなっている。
第2四半期末の従業員数は前期末比15名増(うち、新卒採用11名)の157名となっている。


なお、2017年2月期に発生した不採算プロジェクトに関してのトラブルは収束しており、当下半期に売上高の大半を計上する予定となっている。
また、2015年2月期に発生した不採算プロジェクトに関しては、現在契約の最終決着に向けて顧客側との協議を行っている段階であるが、既に計上している受注損失引当金を超える新たな費用は発生しない見込みとなっている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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