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15日の米国市場はキング牧師生誕日の祝日で休場となり、本日の日経平均は手掛かり材料に乏しいなか6円高でスタートした。
朝方はマイナスに転じる場面も見られたが、為替市場で円高が一服するとともに押し目買いが入り、上げ幅を広げる展開となった。
足元の為替相場は1ドル=110円台後半と朝方より円安方向に振れており、日経平均は前場後半に入りここまでの高値23821.07円(同106.19円高)を付けている。
個別では、任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)、トヨタ自 (T:7203)、みずほ (T:8411)などが小じっかり。
三菱UFJ (T:8306)や三井住友 (T:8316)は前日終値近辺で推移。
利益率改善見通しが報じられた村田製 (T:6981)のほか、ファナック (T:6954)、SUBARU (T:7270)、SUMCO (T:3436)などの堅調ぶりが目立つ。
中小型株では前日ストップ高の北の達人 (T:2930)が大幅続伸。
またモリテック (T:5986)も活況を見せており、株式分割実施を発表したヨシムラフード (T:2884)はストップ高水準まで買われている。
一方、KDDI (T:9433)、楽天 (T:4755)、コマツ (T:6301)などがさえない。
ローム (T:6963)が3%超の下落となっているほか、神戸鋼 (T:5406)やJFE (T:5411)といった鉄鋼株も下げ目立つ。
また、メディアドゥ (T:3678)、トランザク (T:7818)、SKジャパン (T:7608)などが東証1部下落率上位となっている。
(株式アナリスト 小林大純)