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後場に注目すべき3つのポイント~9月安値水準でひとまず下げ渋り

発行済 2018-10-19 12:34
更新済 2018-10-19 12:40
後場に注目すべき3つのポイント~9月安値水準でひとまず下げ渋り
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19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。


・日経平均は大幅続落、9月安値水準でひとまず下げ渋り
・ドル・円は反発、米株高観測で
・値下がり寄与トップは、ダイキン (T:6367)、同2位はファーストリテ (T:9983)

■日経平均は大幅続落、9月安値水準でひとまず下げ渋り

日経平均は大幅続落。
246.83円安の22411.33円(出来高概算6億4000万株)で前場の取引を終えている。


18日の米株式市場ではNYダウが327ドル安と続落し、ナスダック総合指数も2.1%の下落となった。
米長期金利の上昇局面が長期化するとの見方が強まり、ハイテク株を中心に売りが先行。
中国経済の減速懸念からアジア株がほぼ全面安となったことも相場の重しとなった。
為替市場ではリスク回避の動きから円相場が一時1ドル=111円台まで上昇し、本日の日経平均は米株安や円高を嫌気して316円安からスタートした。
朝方には22212.57円(445.59円安)まで下落する場面があったが、その後は円相場の伸び悩みとともに下げ幅を縮めた。
取引時間中に発表された中国の7-9月国内総生産(GDP)は実質で前年同期比6.5%増と市場予想をやや下回ったが、大きく売り込まれる流れとはならなかった。


個別では、任天堂 (T:7974)が3%を超える下落となったほか、ソフトバンクG (T:9984)、ソニー (T:6758)、ファナック (T:6954)、トヨタ自 (T:7203)など売買代金上位は全般軟調。
ファーストリテ (T:9983)は小安い。
コマツ (T:6301)は米同業キャタピラーの株価下落が影響して4%超安となり、業績下方修正のヤマダ電機 (T:9831)は7%超安となった。
政府がカード手数料の引き下げを要請するとの報道で丸井G (T:8252)なども急落した。
一方、売買代金上位では東エレク (T:8035)や安川電 (T:6506)が逆行高。
新規レーティング観測のイオンファン (T:4343)なども堅調だった。
また、FIG (T:4392)などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
セクターでは、その他金融業、海運業、その他製品などが下落率上位で、その他も全般軟調。
電気・ガス業と保険業の2業種のみ上昇した。


日経平均は9月安値22172.90円(取引時間中)を前にひとまず下げ渋っている。
この水準は当面の下値メドとみる個人投資家が多く、日経レバETF (T:1570)などに押し目買いが入っているものとみられる。
前日の空売り比率(東証)は45.6%となお高水準で推移しており、来週から始まる7-9月期決算発表を前に売り一辺倒にポジションを傾けづらい面もあるだろう。
中国の7-9月GDP成長率は市場予想を下回ったが、このところ米中貿易摩擦の影響に対する懸念が強まっていたことから、ある程度織り込み済みの内容と考えられる。


しかし中国経済のみならず、米利上げの負の影響、サウジアラビア情勢の緊迫化など外部環境の不透明要因が多いことから、積極的に上値を追う状況にもない。
日経平均は22000円台前半から23000円のレンジ内で決算発表シーズンを迎えることになりそうだ。
但し、下値メドと目される9月安値を割り込んできた場合は、短期的に大きく振らされる可能性もあるため注意しておきたい。



■ドル・円は反発、米株高観測で

19日午前の東京市場でドル・円は反発。
日本と中国の株安を背景に円買いが先行したが、米株高観測でドルの買戻しが強まった。


ドル・円は、朝方の取引で日経平均株価の大幅安や中国の経済指標下振れを受けた上海総合指数の軟調地合いで円買いが先行。
ただ、米株式先物はプラス圏で推移し、今晩の米株反発をにらんだドルの買戻しが強まった。


ランチタイムの日経平均先物は下げ幅を縮小しており、日経平均株価は後場にやや持ち直す可能性から円買いは縮小する可能性があろう。
また、上海総合指数もプラス圏を維持できれば、円買いは後退しそうだ。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円14銭から112円42銭、ユーロ・円は128円46銭から128円82銭、ユーロ・ドルは1.1451ルから1.1461ドルで推移した。



■後場のチェック銘柄

・高見沢サイバネティックス (T:6424)、1銘柄がストップ高

※一時ストップ高・安(気配値)を含みます

・値下がり寄与トップは、ダイキン (T:6367)、同2位はファーストリテ (T:9983)


■経済指標・要人発言

【要人発言】

・易網・中国人民銀総裁
「最近の株価の変動は、主に投資家心理や期待によるもの」
「企業の資金調達支援に的を絞った措置を検討中」
「穏健で中立的な金融政策を継続する」

・中国国家統計局
「景気の下押し圧力は増したが、経済のファンダメンタルズは健全」
「外部環境が成長安定化に不透明感をもたらす」

・麻生財務相
「米為替報告書で、日本の為替政策が制約されるものではない」

【経済指標】

・日・9月全国消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+1.0%(予想:+1.0%、8月:+0.9%)

・中・7-9月期GDP:前年比+6.5%(予想:+6.6%、4-6月期:+6.7%)

・中・9月鉱工業生産:前年比+5.5%(予想:+6.0%、8月:+6.1%)

・中・9月小売売上高:前年比+9.2%(予想:+9.0%、8月:+9.0%)



・特になし


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